ディジタル回路(製作演習付き講義)
本ページは,筆者が学部生向けに実施した製作演習付き講義の講義スライドです.
この講義の目的は,「ディジタル回路作りの楽しさを体験すること.その体験によって,ディジタル回路の理解を深めること」です.講義の特徴は,座学を前半の45分に圧縮し,後半の45分を回路製作演習としたことです.さらに,約50人全員に1人1つのキットを準備して,全員が自分の回路を設計し,作り,動かす講義としたことです.そして,これを毎週実施しました.
座学を従来の半分の時間に短縮するために,要点を空欄にした資料を配布し,本スライドによる講義を通して,学生に穴埋めをさせました.そして,要点が分れば演習課題の設計・製作ができるようにしました.学生が作った回路はTAにチェックしてもらいました.
ディジタル回路は正しく配線すれば,ノイズの影響を受けること無く確実に動作します.期も半ばになると,配線に慣れ,素早く課題を作り上げる学生がたくさん現れます.そこで,ボーナス課題を設けました.
毎学期末のアンケートでは,ほとんど学生が「新鮮だった.楽しかった.大変だったけれど動いたときは感動した.座学の内容を深く理解できた.」等と記していました.
以下,講義スライドと製作課題の動作ビデオを紹介します.なお,講義内容の詳細は,拙著「ディジタル回路」(アマゾン kindle版)に記しました.
著者:古橋 武
名古屋大学名誉教授
E-mail: furuhashi.takeshi*
* に @gmail.com を付けてください.
戻る